原間のイトザクラ

2018年9月14日

そろそろ桜の季節かなと、開花情報を頼りに南部町の本郷にある、「原間のイトザクラ」を見に行ってきました。残念なことにまだ三分咲きといったところで、満開までは一週間くらいあるでしょうか。

国道52号線を走って、新船山川橋北詰の信号を西へ少し行くと、案内板が右側にあります。そこを右折して細い道を上がっていくとバス停の次の交差点に案内板があって、桜の姿が見えると思います。案内板から先の道は民家の間を通る細い道なので、車で行く方は十分に注意して走行してください。

しだれ桜で樹齢は150年から200年くらいの大きな桜です。若いせいか元気いっぱいの姿を見せてくれています。台風で枝が折れたりしないで、来年もきれいに咲いてくれるよう祈っています。

近くのお寺に濃いめのピンクのしだれ桜がありました。こちらは五分咲きといった感じです。しだれ桜にもいくつか品種がありますが、濃いピンクの品種はサトザクラの血を引くものが多いので、早咲きの性質があるのかもしれません。

んー、五分咲きまでもいってないかもですね。ソメイヨシノのぱっと咲いて一斉に枝を埋める姿も美しいですが、しだれ桜や山桜のようにポツポツとゆっくり咲いていく桜も長く楽しめて好きです。

帰りに寄ろうと思っていた身延町総合文化会館にあったしだれ桜が、時期としてはちょうどいい感じでした。

入り口前のエントリースペースに植えられている大きなしだれ桜で、原間のイトザクラには及びませんがかなり立派です。知らなかったのですが、身延町は千葉の鴨川市と姉妹都市なんですね。キヨスミミツバツツジが記念植樹してあって知りました。

もともとは天津小湊町と姉妹都市で、合併で鴨川市になったので引き継いだそうです。鴨川だとキヨスミミツバツツジ? とピンとこなかったのですが、天津小湊町なら清澄山によく行っていたので納得です。キヨスミミツバツツジのお花も咲き始めていました。

ほぼ満開ですけど、一歩手前といった感じかな。今日辺り満開になっているかと思います。原間のイトザクラよりすこしピンクが濃い感じですが、遠目に見るとうっすらとお化粧した白無垢を思わせる淡い桜色です。

しだれ桜は控えめな感じがいいですね。良い季節になってきました。