GeminiPDAのカバーを作ってみた

2018年9月14日

百円均一の材料メインでGeminiPDA用の二つ折りカバーを作りました。それなりに手間がかかっていますが、材料費は500円程なのでリーズナブルな一品です。フェイクレザーなので見た目も感触もそれなり。

そこそこ丈夫で邪魔にならず、薄いことが制作コンセプトです。スピーカー&マイクの部分と、充電表示LEDの部分を窓開けしてあります。ついでに背中部分にストラップホールがあります。

開いた状態はこんな感じです。薄く作っているのでカバーを付けても使い勝手はほとんど変わりません。左右はもう少し大きく作った方が良かったと思います。今はほぼぴったりサイズで、傷の保護に役立たない気がするので。

背側に心材を仕込んでいるので、開いたときに新たな脚になって角度を付けてくれます。ただ、タイプの際に強く打つと揺れるので、この辺りは改善案件かもしれません。自分の打つ力ではほとんど影響ないので気にならないレベルです。

心材は 0.2mm厚のプラ板です。ダイソーで売っていたものですが、加工しやすいプラ板なら何でもいいと思います。堅く作るなら 0.5mm厚くらいでもいいかもしれません。その分加工が大変ですけど。

フェイクレザーの裏地に両面粘着シートを使って心材を貼り付けます。心材の横幅を 170mmにしましたが、左右の余裕を持つためには 175mmくらいがちょうど良さそうです。この上からリメイクシートなどのシール付きPVシートを貼って裏地にします。

本体との固定は両面テープを使いました。粘着ジェルシートも試してみましたが、厚すぎてそこだけ浮いて使いにくかったので、そうそう剥がすこともないだろうと百均の強粘着両面テープを使いました。今のところ良さそうな感じです。裏面がPV製なのでくっつき過ぎずに剥がれてくれるようです。

最後にぐるりと周囲を糸縢りします。強度アップのためには必須です。見た目も良くなりますし、剥がす際の分離止めでもあります。手縫いしたのでここが一番時間かかりました。

まぁまぁ良さげなものができたと思います。ガジェット用のカバーを自作したのは久しぶりでした。いろいろな材料が百均でそろったのは驚きです。すごいな百均。

心材の型紙です。A5横で作っています。