Apline Linux で PHP8 にした話

サイトの状態

Drupal を運用しているサイトで、Drupal8 から Drupal9 に順調にアップデートしていたので、そろそろPHPも新しくしようと 7→8 へのアップデートを行いました。apk で 7 の時と同じパッケージを導入して、nginx の config を修正して……とやってどうにか無事に PHP8で動作開始しました。

動作環境がどうなっているか、「サイトの状態」ページで確認できるのが Drupal の良いところなのですが、7 の時でもあとから行った PECL の uploadprogress 有効化を行った後に見慣れない APCu cache という項目が。調べてみるとPHPでデータキャッシュしてくれる仕組みのようで、これも PECL 管理のモジュールでした。

有効化の方法は uploadprogress の時と一緒で、

pecl8 install apcu

でモジュールを導入した後、いつもの conf.d に ini ファイルを追加するだけです。やり方はほぼ一緒なので省略。このサイトは非常に非力なリソースも最低限のサイトなのですが、データキャッシュのおかげかページの切替が速くなりました。PHP8 の JITの威力もあると思いますが、PHP側でキャッシュを有効にしてくれるのは良いですね。

IT,LinuxAlpine Linux

Posted by Bsaku