中国春蘭「緑英」
蘇州で発見されたものが1902年に人に渡って知られるようになり、日本には昭和2年頃に渡来したとされています。かれこれ120年もの長い間、たくさんの人の目を楽しませてきた蘭です。最大の特徴は花茎が緑茎であることで、中国春蘭で緑茎のものは多くないようです。
香りはそれ程強くありませんが、少し甘さを感じる良い香りです。大富貴の香りより雑味を感じるけれど、より甘い香りです。
棒心はしっかりと閉じて整っていて、舌も巻かずに船底型になります。艶のある緑色が美しい品種で、梅弁咲きの品種の中でも人気のあるものです。今年入手したばかりなので、前作が良かったおかげでスッキリ伸びて咲いてくれました。来年も同じような姿に咲かせられますかどうか。
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