糸蘭「白雲」が咲きました
昨年は植え替えをしなかったせいか、ちゃんとした花が咲かずに残念に思っていた白雲ですが、今年は本来の姿で咲いてくれたように思います。室内に取り込んでいるため、加温した状態で咲いてしまって花茎はあまり伸びていません。老け花になる頃にはもっと伸びてくれると思いますが、その頃には肝心の香りが無くなってしまいます。
アップで見ると外弁の緑白色と内弁のややクリーム色掛かった白色とのコントラストが良くて、香りの良さも一段と引き立っているように感じます。糸蘭は台湾に分布している春蘭の一種で、学名は日本の春蘭と同じとされています。とても細い葉や香りのある事は変異の範囲内だそうで。日本でも対馬にニオイシュンランと呼ばれる香りのある春蘭がありますし、広義では同じ種として扱ってもいいかもしれませんが…
今後研究が進むと亜種や変種に分類されていくようにも思います。学名が変わったからといって、その植物が変わるわけではないので、良い香りで育てやすい糸蘭という種類は、今後も趣味家に人気の東洋蘭として糸蘭と呼ばれていくのだと思います。
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